Microsoft Wordの拡張書式の縦中横で、縦書き時に半角英数字を起こす

目次
Microsoft Wordの拡張書式の中の縦中横機能
Microsoft Wordの拡張書式の中の縦中横機能とは?
Microsoft Wordの拡張書式の中にある縦中横機能とは、縦書きの文書内にある半角英数字を起こす機能になります。
通常、縦書きの文書内に半角英数字が入ると、90度右に倒した状態で表示されます。
ですが、それでは読みにくい為、縦中横機能を使って文字を起こす必要が出て来るのです。
この縦中横機能を使った文字の起こしですが、利用する際に一定のルールを設けておくと良いです。
例えば、短い英単語は縦中横機能を使って起こし、長い英単語はそのままにする。
また、数字は縦中横機能を使って起こし、2桁の数字は一括りで起こす。
このような感じで、読み手にとってはどの形が読みやすいのかを考えながら、あなたの中でルールを決めるようにしましょう。
Microsoft Wordの拡張書式の中の縦中横機能を実際に使ってみる
それでは実際に、Microsoft Wordの拡張書式の中の縦中横機能を使ってみましょう。
記事と同じ文章を使って練習を行いたい方へ向けて、例題を用意しています。
例題を利用したい方は、例題のボタンをクリックして下さい。
続けて、Microsoft Wordのホームタブのクリップボードグループ内にある貼り付けボタンをクリックして下さい。
さて、ご紹介する縦中横機能は、主に縦書きの文書内で利用する機能になります。
ですから、まずは文書を縦書きに変更する必要があります。
レイアウトタブのページ設定グループ内にある文字列の方向を選択ボタンをクリックして下さい。
すると、文字列の方向を選択に関するメニューが表示されます。
この中から、縦書きを選択して下さい。
すると、印刷の向きが縦から横に変わり、文字列の方向も横書きから縦書きに切り替わります。
そうしたら、拡張書式の中にある縦中横機能を適用したい部分を選択してみましょう。
例題では、!!を選択して下さい。
続いて、ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中から、縦中横をクリックして下さい。
縦中横ダイアログボックスが表示されます。
OKをクリックし、縦中横ダイアログボックスを閉じて下さい。
すると、選択していた部分に縦中横機能が適用されます。
Microsoft Wordの拡張書式の中の縦中横機能を応用する
縦中横機能の中の行の幅に合わせる機能とは?
縦中横機能の中には、行の幅に合わせる機能があります。
この機能を利用すると、縦中横機能を適用する部分の横幅が1行内に入るようにギュッと縮められます。
行の幅が変わらない分バランスは取れますが、選択している文字が長いと読み辛くなってしまいます。
ですから、プレビュー画面で確認をしながら、行の幅に合わせる機能を利用するかどうか考えるようにしましょう。
それでは実際に、行の幅に合わせる機能を適用する場合と適用しない場合とを比べてみましょう。
文書内で縦中横機能を適用したい部分を選択して下さい。
その際に、例題を利用している方はSaturdayを選択して下さい。
続いて、ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中から、縦中横をクリックして下さい。
縦中横ダイアログボックスが表示されます。
行の幅に合わせるのチェックボックスにチェックが入っていると、プレビュー画面内のSaturdayの横幅がギュッと圧縮されているのが分かるかと思います。
では、行の幅に合わせるのチェックボックスのチェックを外してみて下さい。
すると、Saturdayは通常の横幅で表示されるようになります。
OKをクリックし、縦中横ダイアログボックスを閉じて下さい。
すると、選択部分の文字に縦中横機能が適用されます。
縦中横機能の中のすべて適用機能
縦中横機能の中には、すべて適用機能が用意されています。
この機能を利用すると、選択している文字と同じ文字が文書内にあれば、同じ文字全てに対して縦中横機能が適用されます。
文書内に複数存在する文字を1つだけ選択して下さい。
例題を利用している方は、9の数字を選択して下さい。
続いて、ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中から、縦中横をクリックして下さい。
縦中横ダイアログボックスが表示されます。
すべて適用と書かれたボタンがありますので、それをクリックして下さい。
すると、縦中横の変更確認ダイアログボックスが表示されます。
この中から、すべて変更をクリックして下さい。
すると、Microsoft Wordダイアログボックスが表示されますので、OKをクリックして下さい。
Microsoft Wordダイアログボックスが閉じられると、文書内の同じ文字全てに対して、縦中横機能が適用されます。
文字に適用された拡張書式の中の縦中横機能を解除する方法
今度は、同じ文字に対して適用されている縦中横機能を一括で解除する方法についてご紹介します。
ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中から、縦中横をクリックして下さい。
すると、縦中横ダイアログボックスが表示されます。
すべて解除と言うボタンがありますので、クリックして下さい。
すると、縦中横の変更確認ダイアログボックスが表示されます。
その中にあるすべて変更をクリックして下さい。
すると、Microsoft Wordダイアログボックスが表示されますので、OKをクリックして下さい。
Microsoft Wordダイアログボックスが閉じられると、文書内の同じ文字全てに対して、縦中横機能が解除されます。
縦中横機能の中の変更と次を検索機能
今度は、文書内に複数ある文字のうち、一部の文字だけに対して縦中横機能を利用したい場合の適用方法をご紹介します。
ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中から、縦中横をクリックして下さい。
縦中横ダイアログボックスが表示されます。
すべて適用と書かれたボタンがありますので、それをクリックして下さい。
すると、縦中横の変更確認ダイアログボックスが表示されます。
この中にある変更と次を検索の2つのメニューを利用する事で、任意の文字だけに対して縦中横機能を適用する事が出来るようになります。
変更をクリックすると、現在選択中の文字に対して縦中横機能が適用されます。
そして、縦中横機能を適用後には、次の同じ文字に選択が移動します。
一方、次を検索をクリックすると、現在選択中の文字に対しては縦中横機能を適用しません。
そして、そのまま次の同じ文字に選択が移動します。
この変更と次を検索機能を使い分けながら、任意の部分にだけ縦中横機能を適用するようにしましょう。