Microsoft Wordの拡張書式の中にある文字の拡大/縮小機能とは?

目次
Microsoft Wordの拡張書式の中の文字の拡大/縮小機能
Microsoft Wordの拡張書式の中の文字の拡大/縮小機能とは?
Microsoft Wordの拡張書式の中には、文字の拡大/縮小と言う機能があります。
この機能は何かと言うと、文字の横幅のサイズを変更出来る機能になります。
標準の横幅のサイズを100%とし、その標準の横幅のサイズと比べて何%のサイズに変更したいのかを指定する形になります。
ちなみに、文字の拡大/縮小機能で100%よりも少ない数値に設定すると、長体と呼ばれる縦長の文字になります。
また、文字の拡大/縮小機能で100%よりも大きい数値に指定すると、平体と呼ばれる横長な文字になります。
それらに対し、100%の数値の状態を正体と言います。
ただ、長文に対してこの機能を利用したり、フォント サイズの小さな文字に対して大幅に小さな数値を指定すると、読み辛くなってしまいます。
ですので、使うならタイトル部分や見出し部分に対してピンポイントに、50%以下の数値を指定するならフォント サイズを大きくする等の配慮が必要です。
Microsoft Wordの拡張書式の中の文字の拡大/縮小機能を実際に使ってみる
それでは実際に、Microsoft Wordの文字の拡大/縮小機能を使ってみましょう。
記事と同じ文章を使って練習を行いたい方へ向けて、例題を用意しています。
例題を利用したい方は、例題のボタンをクリックして下さい。
続けて、Microsoft Wordのホームタブのクリップボードグループ内にある貼り付けボタンをクリックして下さい。
そうしたら、文字の拡大/縮小機能を適用したい部分を選択して下さい。
そして、ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中にある文字の拡大/縮小にマウスポインタを移動させて下さい。
すると、33~200%まで変更出来る文字の横幅の倍率がリスト表示されます。
この中から、任意の数値を選択して下さい。
すると、選択部分の文字に対して文字の拡大/縮小機能が適用されます。
Microsoft Wordの拡張書式の中の文字の拡大/縮小機能を応用する
文字に適用された文字の拡大/縮小機能を解除する方法
続いて、文字に適用されている文字の拡大/縮小機能を解除する方法についてご紹介します。
この作業では、文字を正体である100%に戻すと言う考え方が必要となります。
ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中にある文字の拡大/縮小にマウスポインタを移動させて下さい。
すると、33~200%まで変更出来る文字の横幅の倍率がリスト表示されます。
この中から、100%を選択して下さい。
すると、選択部分に適用されていた文字の拡大/縮小機能が解除されます。
拡張書式の中の文字の拡大/縮小機能で、リストにはない数値を指定する方法
ご紹介したように、文字の拡大/縮小機能を使って変更出来る文字の横幅の倍率は、予めリストで決まっています。
そうなると、このリスト以外の倍率は指定出来ないのかと言う点が気になって来ます。
実は、自分で任意の数値の倍率を指定する事も出来ます。
ホームタブの段落グループ内にある拡張書式ボタンをクリックして下さい。
すると、拡張書式に関するメニューが表示されます。
その中にある文字の拡大/縮小にマウスポインタを移動させて下さい。
すると、33~200%まで変更出来る文字の横幅の倍率がリスト表示されます。
そのリストの一番下にその他…と言う文字があるかと思います。
その他…をクリックして下さい。
すると、フォントダイアログボックスが表示されます。
詳細設定タブの文字幅と間隔の項目内にある倍率のドロップダウンリストボックスを使って、文字の横幅を拡大・縮小する事が出来ます。
ただし、ドロップダウンリストボックスの中にある倍率は文字の拡大/縮小機能を使った時と全く同じです。
ここでポイントとなるのが、倍率を手入力で指定すると言う方法になります。
倍率欄に任意の倍率を入力したら、OKをクリックして下さい。
すると、選択部分が指定した倍率の横幅に変更されます。