Microsoft Wordのフォント サイズ機能を使って、文字の大きさを変更

目次
Microsoft Wordのフォント サイズ機能
Microsoft Wordのフォント サイズ機能とは?
Microsoft Wordのフォント サイズ機能とは、文字の大きさを自由に変更出来る機能になります。
その際に利用する文字の大きさの単位は、pt(ポイント)になります。
ちなみに、1ptの大きさは約0.35mmで、出版業界で使われる単位になります。
あまり使い慣れない単位の大きさかと思いますが、DTPソフトウェアでは広く使われている単位になります。
Microsoft Wordの初期値では、文字サイズは10.5ptになります。
そして、それ以外の文字のサイズに変更したい場合に、フォント サイズ機能を利用します。
Microsoft Wordのフォント サイズ機能を実際に使ってみる
それでは実際に、Microsoft Wordのフォント サイズ機能を使ってみましょう。
記事と同じ文章を使って練習を行いたい方へ向けて、例題を用意しています。
例題を利用したい方は、例題のボタンをクリックして下さい。
続けて、Microsoft Wordのホームタブのクリップボードグループ内にある貼り付けボタンをクリックして下さい。
そうしたら、まずは文字の大きさを変更したい部分を選択して下さい。
続いて、ホームタブのフォントグループ内にある、フォント サイズ横の下向き三角をクリックして下さい。
すると、フォント サイズが一覧表示されます。
この中のいずれかの数字にマウスオーバーすると、選択場所の文字のサイズが一時的に変更されます。
その様子を見つつ、1番しっくり来る文字のサイズを選びます。
ここでは、20ptを選択して下さい。
すると、選択中の文字の大きさが20ptに変更されます。
Microsoft Wordのフォント サイズ機能を応用する
一覧にはないフォント サイズを設定したい場合のテクニック
ご紹介したように、Microsoft Wordのフォント サイズ機能を利用する事で、文字の大きさを変更する事が出来ます。
ただし、下向き三角をクリックした時に一覧表示されるサイズ以外の大きさの文字を利用したい場合もあるでしょう。
そう言う時、任意の数字を自由に割り当てる事も可能です。
実際に、文字の大きさを任意のサイズに変更する手順を確認してみましょう。
まずは、文字の大きさを変更したい部分を選択して下さい。
続いて、ホームタブのフォントグループ内にあるフォント サイズのテキストボックスをクリックして下さい。
すると、テキストボックス内の数字の部分が青く反転されます。
この状態で、17と入力し、Enterキーを入力して下さい。
すると、選択している部分の文字のサイズが17ptに変更されます。
Microsoft Wordのフォント サイズ機能を利用する際の一工夫
ご紹介しているように、Microsoft Wordではフォント サイズを自由に変更する事が出来ます。
その際に、直感的に文字のサイズを変更する方は少なくないでしょう。
ですが、ジャンプ率と言うものを知っておく事で、狙って文字の大きさを変更する事が出来るようになります。
ちなみに、ジャンプ率とは文書中の文字の大きさの差を表します。
そして、文書内の文字の大きさの差が大きい場合はジャンプ率が高い状態となり、逆に、文書内の文字の大きさの差が小さい場合はジャンプ率が低い状態となります。
ではまず、ジャンプ率の高い文書を確認してみましょう。
さて、あなたはどんな印象を受けますか?
賑やかで活気のある文書に思えて来ませんか?
続いて、ジャンプ率の低い文書を確認してみましょう。
今度はどんな印象を受けますでしょうか?
落ち着いていて、上品な印象を受けませんか?
文字の大きさを変更する際、単に目立たせる意味合いだけで変更している方は少なくないです。
ですが、ジャンプ率の事を知っているだけで、デザイン性も考えながら文字の大きさを変更する事が出来るようになります。
ほんのちょっとした事なのですが、知っているのと知らないのとでは大きな差が出て来ます。
ですので、あなたが文書を作成する際には、ぜひ活用してみて下さい。