要チェック!WiMAX端末の新製品と失敗しないWiMAX端末の機種の選び方

目次
現在ラインナップ中のWiMAX端末の機種の種類
使用するWiMAX端末の性能があなたのWiMAX環境に
WiMAXサービスを利用する上で、WiMAX端末は必須です。
そして、どのWiMAX端末を利用するのかによって、得られるWiMAX環境が異なって来ます。
例えば、下り最大通信速度110Mbpsに対応しているWiMAX端末を利用した場合には、あなたの得られるWiMAX環境の下り最大通信速度は110Mbpsになります。
一方、下り最大通信速度220Mbpsに対応しているWiMAX端末を利用した場合には、あなたは下り最大通信速度220MbpsのWiMAX環境が手に入ります。

通信速度としては2倍もの差がある訳ですが、支払う月額料金は変わりません。
通信速度によって月額料金が跳ね上がるインターネット業界からしてみれば、ちょっと特殊な形式とも言えるでしょう。
ですから、これからWiMAXサービスの契約を行うと言う方の場合には、出来るだけ高性能なWiMAX端末を選ぶようにしたいものです。
基本的に、最初に選んだWiMAX端末を使って、最短で3年間を過ごす事になります。
WiMAX端末の製造メーカー
ご紹介したように、WiMAXサービスを利用する上でどのWiMAX端末を利用するのかと言う点が、通信環境を左右する重要なポイントとなります。
そんな各WiMAX端末を製造するメーカーは、複数社存在します。
- Huawei JAPAN
- NECプラットフォームズ株式会社
- 株式会社シンセイコーポレーション
- 株式会社ネットワークコンサルティング
- 株式会社アイ・オー・データ機器
この中で、現在ラインナップ中のWiMAX端末を製造しているメーカーは、Huawei JAPAN、NECプラットフォームズ株式会社、株式会社シンセイコーポレーションの3社となります。
これから、各社で製造しているWiMAX端末についてご紹介して行きます。
あなたがWiMAX端末を選ぶ際の判断基準についてもご紹介して行きますので、最後までご覧下さい。

Huawei JAPAN製のWiMAX端末
Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)
全WiMAX端末の中で、現在最速で通信を行う事の出来るWiMAX端末がSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)です。

そんなSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)はWi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWDシリーズの技術を受け継ぐSpeed Wi-Fi NEXT W05(HWD36)の後継機になります。
そして、4×4 MIMO CAと256QAM変調方式と言う通信技術を併用している点が特徴になります。
では、4×4 MIMO CAとはどんな通信技術なのかと言う話になる訳ですが、4×4 MIMOと言う技術とキャリアアグリゲーションと言う技術を組み合わせて利用する通信技術になります。

じゃあ、4×4 MIMOとは一体どう言う技術なのかと言う話になる訳ですが、WiMAX端末に内蔵されている4本のアンテナと基地局に設置された4本のアンテナを利用して、同時に複数の通信を行う技術になります。
一度に複数の通信を行う事で通信速度が向上するメリットはあるものの、バッテリーの消費が激しくなります。

一方、キャリアアグリゲーションとは、WiMAX端末と複数の基地局とで行う通信帯域を束ねて同時利用する技術になります。
複数の基地局と通信を一度に行う分通信速度は向上しますが、バッテリーの消費が激しくなります。
この2つの通信技術を同時利用する事で、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)の通信速度が高速化されます。
これが、4×4 MIMO CAと呼ばれる通信技術になります。
では、256QAM変調方式の方はどう言った通信技術になるのかと言う話になる訳ですが、一度の通信でより多くのデータ量を送受信する事が出来るようになる通信技術となります。
ちなみに、従来の64QAM変調方式と比較すると、その通信速度の差は約1.3倍にもなります。

とは言え、これだけバッテリー消費の激しい高速通信を常に利用する必要はない訳で、それよりもバッテリーを長持ちさせたいと言う方もいる事でしょう。
そこで、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)は3つのパフォーマンスモードを選ぶ事で、状況に応じて高速通信を使い分ける事が出来る仕組みになっています。
パフォーマンスモード | 4×4 MIMO | CA |
---|---|---|
ハイパフォーマンス | ON | ON |
スマート | OFF | ON(※) |
バッテリーセーブ | OFF | OFF |
※バッテリー残量3割以下で自動停止
このように、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)は通信速度重視のWiMAX端末ではありますが、バッテリー残量を維持させる仕組みもちゃんと用意されています。
ですから、あなたのその時の用途に合わせて、上手にパフォーマンスモードを使い分けたいものです。
Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)
Huawei JAPANでは、ホームルータータイプのWiMAX端末も製造しています。
それが、Speed Wi-Fi HOME L01s(HWS32)の後継機として登場したSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)です。

そんなSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)はバッテリーを内蔵しておらず、電源の取れる場所でしか使用する事が出来ません。
一見すると大きなデメリットにしか見えないこの部分ですが、バッテリーを長持ちさせる事への配慮が不要な分だけパフォーマンス寄りな構造になっています。
ですから、Wi-Fiで最大40台、LANケーブルで最大2台の機器を同時通信させる事が出来る形になっています。
しかも、Wi-Fiは2.4GHzと5GHzの周波数を同時利用出来ますから、接続する機器の性能に合わせた最適なWi-Fiを利用出来ます。
- 2.4GHzのWi-Fi
- 割と古い機器から新しい機器まで対応している汎用性の高い通信帯域のWi-Fi。
- 5GHzのWi-Fi
- 比較的新しい機器しか対応していないものの、電子レンジなどの家電製品から発せられる電磁波の干渉を受けにくい安定した通信帯域のWi-Fi。
例えば、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)の場合だと、2.4GHzか5GHzのうちのどちらか片方のWi-Fi設定でしか利用出来ません。
ですから、接続出来る16台の中で1台でも5GHzに非対応の機器が混ざっていると、全ての機器を2.4GHzのWi-Fiで接続するしかなくなってしまいます。

一方、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)であれば、2.4GHzと5GHzのWi-Fiをそれぞれ対応している機器に合わせる形で利用する事が出来ます。

この部分がSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)を利用する強みと言えます。
ちなみに、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)で有線通信を利用する際には、LANケーブルを使います。
ですから、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)の通信スペック自体はSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)と同等なのですが、下り最大通信速度はLANケーブルの通信スペックに制限されてしまいます。
その結果、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)の下り最大通信速度は1Gbps(1,000Mbps)までとなってしまいます。
とは言え、この1Gbpsの通信速度は、フレッツ光ネクストと同等の通信速度になります。

ですので、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)の通信速度は、かなり速いと言えます。
Speed Wi-Fi Triprouter(TPR001W)
UQコミュニケーションズの公式サイトには掲載されていませんので、実は知らないと言う方もいますが、Speed Wi-Fi Triprouter(TPR001W)と言うWiMAX端末もあります。
このWiMAX端末は、USBタイプのWiMAX端末であるSpeed USB STICK U01(HWD32)と、Speed USB STICK U01(HWD32)専用のWi-FiルーターであるTriprouter(TPR001W)を組み合わせたタイプのWiMAX端末になります。

実は、Speed USB STICK U01(HWD32)自体は2015年の3月には登場していたWiMAX端末になります。
当時からUQコミュニケーションズでは取り扱っていませんでしたので、知らないと言うWiMAXユーザーは少なくないです。
Speed USB STICK U01(HWD32)の性能としては、キャリアアグリゲーションを利用した下り最大通信速度220Mbpsの通信を行う事が出来、ハイスピードプラスエリアモードにも対応しています。
Speed USB STICK U01(HWD32)の形状はUSBタイプなので、非常に小型で携帯性としてはトップレベルのWiMAX端末になります。

ただ、Speed USB STICK U01(HWD32)はバッテリーを内蔵しておらず、USBポートのある機器とセットで使用しなければならないと言う点がSpeed USB STICK U01(HWD32)最大のデメリットになります。
そして、そのSpeed USB STICK U01(HWD32)最大の欠点を補っているのがTriprouter(TPR001W)なのです。
Triprouter(TPR001W)はバッテリーを内蔵しているWi-Fiルーターで、Speed USB STICK U01(HWD32)の電源になりつつ、Wi-Fiを飛ばす事が出来ます。
ですから、Speed USB STICK U01(HWD32)をパソコンから分離して単独利用出来るようになり、また、USBポートを持たないスマートフォンやタブレットに対してWi-Fiを介してインターネット接続出来るようになります。

しかも、Speed USB STICK U01(HWD32)本来の同時接続台数は1台ですが、Triprouter(TPR001W)と組み合わせる事で8台まで接続可能となります。
このように、Triprouter(TPR001W)はSpeed USB STICK U01(HWD32)の性能を大幅に引き上げる事が出来ます。
しかも、Triprouter(TPR001W)単体でスマートフォン用のモバイルバッテリーにもなりますから、その汎用性の高さには驚きです。

ただし、Speed Wi-Fi Triprouter(TPR001W)の下り最大通信速度は220Mbpsですし、最大8台までの機器しか同時通信出来ません。
また、対応しているWi-Fi設定は2.4GHzのみですから、実は、他のWiMAX端末の通信性能と比べるとイマイチな印象だったりします。
NECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末
Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)
安心のMADE IN JAPANであるNECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末が、Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)になります。
このWiMAX端末は、Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NADシリーズの技術を受け継ぐSpeed Wi-Fi NEXT WX04(NAD34)の後継機になります。

これまではHuawei JAPAN製のWiMAX端末がキャリアアグリゲーション、NECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末が4×4 MIMOと言う形で、互いに通信速度を競い合って来ました。
ところが、Speed Wi-Fi NEXT WX03(NAD33)がキャリアアグリゲーションと4×4 MIMOを融合させた4×4 MIMO CAと言う技術を組み込んだ事で、この違いはなくなりました。
以降、Huawei JAPAN製のWiMAX端末もNECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末も、キャリアアグリゲーションと4×4 MIMOの両方を利用出来る形になっています。
また、Huawei JAPAN製のWiMAX端末はハイスピードプラスエリアモードに対応している点。
そして、NECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末はBluetoothテザリングに対応している点が、それぞれの違いとしてありました。
ちなみに、ハイスピードプラスエリアモードとは、標準のハイスピードモードよりも広いエリアで通信出来る通信モードになります。
その秘密は、人口カバー率99%のau 4G LTE通信を利用出来る点にあります。
通信モード | WiMAX 2+通信 | au 4G LTE通信 |
---|---|---|
ハイスピードモード | ○ | × |
ハイスピードプラスエリアモード | ○ |
一方で、Bluetoothテザリングとは、Wi-Fiテザリングよりも省エネで通信出来るテザリング方法になります。
- Wi-Fiテザリング
- ハイパフォーマンスが特徴的な無線通信で、10台以上のデバイスを同時通信出来る。
- Bluetoothテザリング
- 省電力が特徴的な無線通信で、最大3台までのデバイスを同時通信出来る。
その後、Huawei JAPAN製のWiMAX端末とNECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末は、ハイスピードプラスエリアモードとBluetoothテザリングの両方に対応する形となりました。
ですので、ここでもHuawei JAPAN製のWiMAX端末とNECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末との違いがなくなりました。
ただ、新端末であるSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)はBluetoothテザリングに対応していませんので、再びHuawei JAPAN製のWiMAX端末はWi-Fiテザリングしか利用出来なくなってしまいました。
とは言え、Wi-Fiテザリングだけでも長時間バッテリーが維持出来る為、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)には不要だと判断されたのかもしれません。
また、WiMAX通信とau 4G LTE通信を組み合わせたキャリアアグリゲーションに関しては、NECプラットフォーム株式会社製のSpeed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)だと非対応になっています。
更に、256QAM変調方式に関しても、Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)では非対応となっています。

ですので、通信速度面で言うと、Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)はSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)に劣っています。
では、Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)がSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)に勝っている点は何があるのかと言うと、以下の部分になります。
- NECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末なので、安心のMaid in Japan。
- WiMAXハイパワーに対応していて、従来では十分なアンテナ本数が得られなかった場所でも、しっかりと通信を行えるようになっている。
- Wi-Fiビジュアルステータスを使ってWi-Fiの混雑状況を確認出来るので、空いているWi-Fiのチャンネルを探すのに役立つ。
- ワンタイムHS+Aポタンを搭載し、ハイスピードプラスエリアモードでの通信のし過ぎを防ぐ事が出来る。
- 別売りのWウイングアンテナ搭載クレードルがある為、通信状態を強化出来る。
- 取り外しが可能な大容量バッテリーを搭載し、長時間での通信に対応。
この中でも、Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)の特徴として特にポイントとなるのが、Wウイングアンテナ搭載クレードルの存在でしょう。

このWウイングアンテナ搭載クレードルを購入するのには3,686円の追加料金が必要とはなりますが、次のメリットも付いて来るのです。
- 常にWiMAX端末が通電状態になるので、いつでもフルチャージの状態でWiMAX端末を外に持ち出せる。
- WiMAX端末のディスプレイが消灯しなくなるので、WiMAX端末をデジタル電波時計代わりにして利用出来る。
- WiMAX端末に内蔵されたアンテナの位置が高い状態で維持されるので、通信効率が良くなる。
- クレードルに内蔵されたアンテナによって、通信状態が更に強化される。
- クレードルの有線LANポートにLANケーブルを差してWiMAX端末をルータモードにする事で、Wi-Fiに非対応の機器を有線通信する事が出来る。
- クレードルの有線LANポートと光回線やADSLを繋いでWiMAX端末をAPモードにする事で、WiMAX端末をWi-Fiルーター代わりにする事が出来る。
- Wウイングアンテナを使ったビームフォーミングを利用する事で、通信の安定性を高めつつ電波の飛距離を伸ばす事が出来る。
これに対して、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)にはクレードルが存在しません。
と言うのも、前のモデルであるSpeed Wi-Fi NEXT W05(HWD36)には別売りのクレードルがありましたが、なぜかSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)に対しては用意されませんでした。
と言う事で、別売りのWウイングアンテナ搭載クレードルを購入出来ると言う部分が、新たにSpeed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)の強みの中の1つに加わる形となったのです。
WiMAX HOME 01
WiMAX HOME 01も、NECプラットフォーム株式会社製のWiMAX端末になります。
このWiMAX端末はホームルーターで、コンセントのある場所に据え置きする事が出来ます。

また、前述したSpeed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)とは異なり、同時接続数の多い点が特徴的です。
と言うのもWiMAX HOME 01は2.4GHzのWi-Fiで最大10台、5GHzのWi-Fiで最大10台、有線で最大2台の機器を同時接続する事が出来る仕様になっているのです。

ただ、同時接続数で言うと、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)には及びません。
では、WiMAX HOME 01がSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)よりも優れている点は、どう言った部分になるのでしょうか?
この部分については、WiMAXハイパワーと言う機能が挙げられます。
では、WiMAXハイパワーとは一体何なのかと言うと、WiMAX端末側からWiMAXの基地局側へと送信される電波が強化されている機能になります。

ですので、Speed Wi-Fi HOME L02(HWS33)では弱電波エリアとなる場所において、WiMAX HOME 01ならば安定して通信する事が出来ます。
株式会社シンセイコーポレーション製のWiMAX端末
novas Home+CA
株式会社シンセイコーポレーションでは、これまでUSBタイプのWiMAX端末やホームルータータイプのWiMAX端末などと言った、通常のモバイルルータータイプとは違ったWiMAX端末を製造して来ました。
そんな株式会社シンセイコーポレーションのnovas Home+CAは、ホームルータータイプのWiMAX端末であるURoad-Home2+の後継機と言う形で登場しました。

novas Home+CAはWi-Fiで16台、LANケーブルを使って2台の機器を同時通信出来ると言う点が特徴的なWiMAX端末で、1台あれば一家のインターネット環境を全てカバーする事が出来ます。
また、2.4GHzと5GHzのWi-Fiの同時利用にも対応していますので、そう言う点でも利便性が高いです。
ただ、novas Home+CAが発売された数ヵ月後にHuawei JAPANからSpeed Wi-Fi HOME L01(HWS31)が発売された為、その存在感は薄れてしまいました。
また、Speed Wi-Fi HOME L01(HWS31)には後継機に当たるSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)が登場し、全ての面でnovas Home+CAよりも高性能になっています。
更に、現在はNECプラットフォーム株式会社製のWiMAX HOME 01もラインナップ中です。
ですから、現時点でnovas Home+CAを選択するメリットは特にありません。

現行のWiMAX端末の中から、あなたにぴったりの機種の選び方
現在ラインナップ中の各社のWiMAX端末について、新製品を中心にご紹介して来ました。
さて、ここであなたが特に気になる点は、どのWiMAX端末が自分にはぴったりなのだろうかと言う点でしょう。
前述したように、ここで選んだWiMAX端末が今後のあなたのWiMAX環境を決定付ける事になります。
だからこそ、しっかりと選びたいものです。
そこで、失敗しない各WiMAX端末の選び方についてご紹介したいと思います。
現在ラインナップ中のWiMAX端末の場合、Speed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)かSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)、もしくはSpeed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)かWiMAX HOME 01の4択で考えて大丈夫です。
それぞれのWiMAX端末の選び方ですが、あなたのインターネット環境において何を優先させるのかによって変わって来ます。

まず最初に考えるべきは、あなたが外出時にもインターネット環境を一緒に携帯する必要があるのかどうかになります。
ここに必要性を感じる場合には、ホームルータータイプのSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)とWiMAX HOME 01が選択肢から外れます。

そうなると、選択肢はSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)かSpeed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)になる訳ですが、通信速度重視の方はSpeed Wi-Fi NEXT W06(HWD37)を選びましょう。

一方、出来るだけ広いエリアで安定した通信を行いたい方なら、Speed Wi-Fi NEXT WX05(NAD35)の方を選びましょう。

ここで注意したいのが、今は自宅でしかインターネットを利用出来ない環境ではあるものの、念の為、外でも使えるモバイルルータータイプのWiMAX端末を選んでおけば間違いないだろうと言うような選択の仕方です。
既にご紹介した通りではありますが、ホームルータータイプのSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)やWiMAX HOME 01はパフォーマンス寄りな作りになっています。
ですから、機能によっては他のWiMAX端末よりも利便性の高い作りになっているのです。
モバイルルータータイプのWiMAX端末を選んだ場合にはホームルータータイプのWiMAX端末のメリットを捨てている事になりますので、非常に勿体ないWiMAX端末の選び方となってしまいます。
ですから、室内でのインターネット環境をと考えている方の場合には、ホームルータータイプのWiMAX端末もしっかりと選択肢の中に含めて考えましょう。

室内でのインターネット環境がメインの方で通信速度を重視したい方は、選択肢がSpeed Wi-Fi HOME L02(HWS33)になります。

一方、室内での用途で通信の安定性を重視したい方であれば、選択肢はWiMAX HOME 01がお勧めとなります。

ご紹介した内容を考慮しつつ、あなたにとってベストなWiMAX端末を選んで下さい。
各WiMAX端末を購入する際の申し込み先は?
ご紹介している各WiMAX端末ですが、通常価格で20,000円もします。
WiMAXサービスの初期費用としてこれだけの金額を支払うには、それなりの負担となってしまう事でしょう?

ただ、各WiMAX取扱店でWiMAXサービスを申し込む場合には、WiMAX端末代が大幅に割引きされます。
ですから、少しでもWiMAX端末代の負担額を減らしたいのであれば、WiMAXサービスの申し込み手続きの際にWiMAX端末を購入すると良いです。
とは言え、WiMAX取扱店の数は25店舗以上あり、なかなか選ぶのが大変だったりします。
そこで、各WiMAX取扱店の選び方について、別の記事で詳しくご紹介します。
また、WiMAX取扱店とは既に契約済みで、今使っているWiMAX端末のクレードルが欲しくなったと言う方もいる事でしょう。
そんなWiMAX端末のクレードルは、UQアクセサリーショップで購入する事が出来ます。
また、UQアクセサリーショップにラインナップしていないWiMAX端末のクレードルが欲しいと言う方の場合には、Amazonや楽天などの通販サイトで購入する事も可能です。
合わせて、参考にしてみて下さい。
ちなみに、Broad WiMAXと言うWiMAX取扱店では、WiMAX端末が0円で購入出来るキャンペーンを実施しています。
ですので、WiMAX端末代の負担をなくしたいと考えている方は、候補に入れてみるのも良いです。
