ブロードバンドって、一体何?ブロードバンドにはどんなサービスが?

目次
ブロードバンドサービスとは?どのブロードバンドサービスがお勧め?
ブロードバンドサービスって、一体どんなサービスの事?


どのブロードバンドサービスが、特にお勧めなのかしら?

あるとしたら、どう言った事に注意すべきなんだろう?
ブロードバンドとは、従来のISDNやダイヤルアップなどのナローバンドに対して、高速で大容量通信を行う事が出来る通信サービスの事を指します。
とは言っても、ADSLの一部もブロードバンドの中に入っており、同じブロードバンドサービスの中でも、その通信の質には大きな差があります。
これまでのインターネット回線は、通信速度の高速化が求められて来ました。
ですから、年々通信速度は高速化され、現在は1Gbpsを大きく超える通信速度の光回線も提供されています。
ただ、現在のほとんどのインターネットサービスの通信技術は実用レベルを超える通信速度が出せる為、別の方向へ分岐するインターネットサービスも現れて来ています。
それが、モバイルブロードバンドサービスです。
モバイルブロードバンドサービスとは、無線を使ったインターネットサービスになります。
無線を使いますので、インターネット環境を自由に持ち運べると言う利便性があります。
また、光回線最大のデメリットである回線工事が不要な点も、モバイルブロードバンドサービスの人気を支える部分になります。
モバイルブロードバンドサービスの通信速度は光回線ほど速くはありませんが、利便性が大きいのです。
ですから、光回線からモバイルブロードバンドサービスへと乗り換えるユーザーも出て来ています。
つまり、より高速通信が求められる時代から、利便性が求められる時代へと移り変わって来ているとも言えるでしょう。
そんなモバイルブロードバンドサービスの通信速度も、年々高速化されています。
ですから、モバイルブロードバンドサービスが光回線のように1Gbpsに到達する日も、そう遠い話ではないでしょう。
そんなモバイルブロードバンドサービスは、速度制限のある点が最大のデメリットになります。
ですが、速度制限の部分は、ユーザーの要望に合わせる形で徐々に規制緩和されて来ています。
ですので、速度制限があるからモバイルブロードバンドサービスは選ばないと言う方でも、実は気にしなくても良い場合があります。
そんなモバイルブロードバンドサービスの速度制限を把握しつつ、問題なければ利便性の高さを十分に満喫するのも良いでしょう。
- ブロードバンドとは、ナローバンドと比較して高速で大容量通信を行う事が出来る通信サービスの事を指す。
- 同じブロードバンドサービスであっても、その通信品質には大きな差がある。
- 通信速度を追い求める固定回線から、利便性の高いモバイルブロードバンドサービスの時代へ。
- モバイルブロードバンドサービスには回線工事が必要なく、インターネット環境を自由に持ち歩ける利便性も併せ持つ。
- モバイルブロードバンドサービスの通信速度は光回線に及ばないものの、徐々に通信速度が高速化されている。
- モバイルブロードバンドサービスには速度制限があるものの、徐々に規制緩和されて来ている。
光回線のデメリットとモバイルブロードバンドサービスの魅力
ご紹介しているように、ブロードバンドサービスの中でも光回線の通信速度が特に速いです。
ただ、光回線を導入するには回線工事が必要で、その回線工事が行われるまではインターネットを利用出来ないと言うデメリットが付いて来ます。
そして、回線工事を行うには数週間から数ヵ月の順番待ちがあり、回線工事には立ち会う必要があります。
また、回線工事日を休日に指定すると、追加料金が発生する事もあります。。
ちなみに、初回の回線工事費はキャンペーン特典で無料になる事がありますが、引っ越しの際の撤去工事費や回線工事費は支払う必要が出て来ます。
そして、引っ越し後の回線工事も待たねばならず、その間はインターネットを利用出来なくなってしまいます。
その光回線のデメリットを持っていないブロードバンドサービスが、前述したモバイルブロードバンドサービスになります。
と言うのも、モバイルブロードバンドサービスであれば回線工事は必要ありませんので、回線工事が引き起こしていたデメリットは全てなくなるのです。
また、モバイルブロードバンドサービスならインターネット環境を持ち歩く事が出来るようになりますので、好きな時に好きな場所でインターネットを楽しむ事が出来ます。
更に、スマートフォンのインターネット接続もモバイルブロードバンドサービスを通して行いますので、スマートフォンのパケットを消費しなくなります。
従って、スマートフォンのパケットプランは、月額料金が一番安いプランへと変更する事が出来るようになります。
ですから、モバイルブロードバンドサービスを導入すれば利便性が向上するだけでなく、全体の通信費を安く抑える事が出来るようにもなります。
- 光回線を導入する際には回線工事が必要となり、数週間から数ヵ月の順番待ちが発生する。
- 回線工事には立ち会う必要があり、休日を指定すると追加料金が発生する事もある。
- 回線工事費はキャンペーン特典で無料になる事があるものの、引っ越しの際の撤去工事費や回線工事費は対象外になる。
- モバイルブロードバンドサービスであれば回線工事は必要なく、回線工事に伴うデメリットは発生しない。
- モバイルブロードバンドサービスに申し込むとインターネット環境が携帯出来るようになり、スマートフォンのパケットプランを一番安いものへと変更出来る。
モバイルブロードバンドサービスの中でも、特にお勧めなサービス
WiMAXサービスとPocket WiFiサービス
ご紹介しているように、ブロードバンドサービスの中でも今はモバイルブロードバンドサービスが特にお勧めです。
そんなモバイルブロードバンドサービスですが、ドコモ回線、UQ回線(auの回線も利用)、Y!mobile回線(SoftBank回線)が存在します。
ただ、ドコモ回線はスマートフォンの契約とセットになり、スマートフォンで利用出来る通信量分を分け合って利用する形になります。
ですから、ドコモ回線を利用したモバイルブロードバンドサービスは月額料金が高い割に、月に利用出来る通信量が決まっています。
従って、モバイルブロードバンドサービスを利用するのなら、UQ回線かY!mobile回線の2択になります。
どちらのモバイルブロードバンドサービスも利便性は高いのですが、特にお勧めなのはUQ回線の方になります。
その理由ですが、UQ回線を利用したWiMAXサービスの方が、月間のデータ利用量の上限を解除する手続きが楽だからです。
対して、Y!mobile回線を利用したPocket WiFiサービスの場合、いちいち通信モードを変更しないと月間のデータ利用量の上限を解除する事が出来ません。
具体的に説明すると、WiMAXサービスの場合、UQ Flat ツープラス ギガ放題プランと言う料金プランに申し込む事で、標準の通信モードであるハイスピードモードが月間のデータ利用量による速度制限の対象外になります。
ちなみに、より通信速度が速く、より通信エリアの広いハイスピードプラスエリアモードに関しては、月に7GB以上の通信で月間のデータ利用量による速度制限が適用されます。
一方、Pocket WiFiサービスの場合、アドバンスオプションに申し込む事で、通信速度が遅くて通信エリアが狭いアドバンスモードが月間のデータ利用量による速度制限の対象外になります。
ちなみに、標準の通信モードで月に7GB以上通信を行ってしまうと、その後アドバンスモードに切り替えても、月間のデータ利用量による速度制限が適用されてしまいます。
ですので、Y!mobileユーザーの場合、月間の通信量が7GBを超える前にアドバンスモードへと通信モードを切り替えなくてはなりません。
その際に動画を視聴している最中であっても、ネットゲームをプレイ中であっても、現在利用しているインターネットを中断しなければなりません。
そう言う状況を考慮すれば、Pocket WiFiサービスよりもWiMAXサービスの方が使い勝手が良いのはお分かり頂けるかと思います。
- モバイルブロードバンドサービスのドコモ回線は、スマートフォンで契約中のパケットパックを分け合う形で利用する。
- WiMAXサービスのUQ Flat ツープラス ギガ放題プランに申し込めば、標準の通信モードであるハイスピードモードが月間のデータ利用量による速度制限の対象外になる。
- Pocket WiFiサービスのアドバンスオプションに申し込むと、通信速度が遅くて通信エリアの狭いアドバンスモードが月間のデータ利用量による速度制限の対象外となる。
- Pocket WiFiサービスの標準の通信モードでの月間の総通信量が7GBを超えた後にアドバンスモードへと切り替えても、月間のデータ利用量による速度制限が適用される。
WiMAXサービスに適用される、もう1つの速度制限
ご紹介しているように、同じモバイルブロードバンドサービスであっても、月間のデータ利用量による速度制限の解除方法からUQ回線のWiMAXサービスの方がお勧めです。
そんなWiMAXサービスですが、もう1つ注意すべき速度制限があります。
それは、ネットワーク混雑回避のための速度制限と言われる速度制限になります。
WiMAXサービスに適用されるネットワーク混雑回避のための速度制限は、3日間の合計通信量が10GBを超えた段階で適用されます。
そこで気になるのが、10GB分の通信量がどれだけのものなのかと言う点でしょう。
その10GB分の通信量ですが、YouTube動画の視聴時間に換算すると、以下の表のようになります。
YouTube動画の画質 | 視聴時間の目安 |
---|---|
超高画質動画 | 約7時間 |
高画質動画(HD) | 約13時間 |
標準画質動画(SD) | 約47時間 |
低画質動画 | 約83時間 |
あなたがYouTube動画を視聴する場合、利用する画質は標準画質動画(SD)か高画質動画(HD)になります。
そして、3日間でこれだけの通信量を利用出来ると考えると、それなりに通信を行える事がお分かり頂けると思います。
また、万が一ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用されてしまったとしても、実施時間は18時から翌2時までの時間限定となります。
この時間帯以外は何の影響もありませんので、日中なら使いたい放題インターネットを楽しむ事が可能です。
ちなみに、ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用される時間帯であっても、概ね1Mbps程度の通信速度は維持されます。
つまり、YouTube動画の標準画質レベル(SD)でしたら、視聴が可能となります。
- WiMAXサービスのネットワーク混雑回避のための速度制限は、3日間の合計通信量が10GBを超えると適用される。
- ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用される時間帯は、18時から翌2時までの時間限定。
- ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用されている時間帯であっても、概ね1Mbps程度の通信速度は維持される。
WiMAXサービスは取扱店選びも重要!
これまでご紹介して来たように、ブロードバンドはナローバンドよりも高速で大容量通信が行えるサービスの事を指します。
そんなブロードバンドサービスの中でも特に有名なのは光回線ですが、回線工事が必要となる点が最大のデメリットになります。
そこでお勧めなのがモバイルブロードバンドサービスなのですが、そんなモバイルブロードバンドサービスの中でも特にお勧めなのがUQ回線を利用したWiMAXサービスになります。
そこでWiMAXサービスに申し込もうとした場合、様々なWiMAX取扱店が存在する事に気付くかと思います。
どのWiMAX取扱店からWiMAXサービスの申し込み手続きを行ったとしても、同じUQ回線を利用出来る形になります。
ですから、同じ通信速度、同じ通信エリア、同じ通信量を利用出来る形になります。
そうなると、どのWiMAX取扱店から申し込んでも同じなのかと思うかもしれませんが、実は違います。
と言うのも、それぞれのWiMAX取扱店ごとに料金プランやキャンペーン特典の内容が異なりますので、お得感と言う点では大きな差が出て来てしまうのです。
また、契約後のお問い合わせ先は、申し込み手続きを行ったWiMAX取扱店が窓口となります。
ですから、サポート対応の悪いWiMAX取扱店で申し込み手続きを行ってしまうと、契約期間中はずっとそのWiMAX取扱店と付き合わねばならなくなってしまいます。
ですから、どのWiMAX取扱店から申し込み手続きを行うのかと言う点は、非常に重要なポイントとなって来ます。
本当に重要な部分になりますので、この部分は別記事にてより詳しくご紹介したいと思います。
他のWiMAXサービスの比較サイトでは紹介されていない重要な内容もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- どのWiMAX取扱店から申し込み手続きを行ったとしても、手に入る通信環境は全く同じ。
- 各WiMAX取扱店ごとに、料金プランやキャンペーン特典の内容が異なる。
- 申し込み手続きを行ったWiMAX取扱店が、トラブル時のサポート対応の窓口となる。
光回線もブロードバンドの中に入るの?