ADSLと光回線、今申し込むなら一体どちらの方がお得なの?

目次
ADSL?光回線?それとも…?
ADSLと光回線、どっちの方がお勧め?


一体、どちらの情報の方が正しいの?

1人の利用者が大容量通信を行うと、巻き添えで皆の通信速度が落ちるって聞いたんだけど…。
インターネット回線の導入を考える際、多くの方が選ぶのはADSLか光回線の2択になります。
そして、ADSLよりも通信速度が速い光回線ですが、料金は高め…そう言ったイメージが一般的かと思います。
そんな中、実質的に必要な通信速度はADSLでも十分な家庭もある為、ADSLの方が安くて良いと言う意見もあります。
ですから、安さ重視の方からすると、光回線よりもADSLの方に魅力を感じる訳です。
ただ、最近はADSLの新規申し込み受付を終了し始めている通信事業者も出て来ています。
例えば、フレッツADSLは、フレッツ光の提供エリア内での新規申し込み受付を終了しました。
従って、ADSLの通信速度で十分だと言う方でも、必然的にADSLの選択肢が選べなくなって来ています。
そう言う流れを考えると、今からADSLに新規で申し込むのは、出来るだけ避けた方が良いです。
契約途中でADSLのサービス自体が終了してしまうと、光回線に乗り換えるまでの間インターネットを利用出来なくなってしまいます。
一方、光回線はどうなのかと言うと、実は、契約者が増え過ぎて、一部のプロバイダでは速度制限が掛けられてしまったかのように遅くなる時間帯があるとニュース記事になっていました。
ADSLの終了に伴い光回線への乗り換えが増えていますので、この問題は更に広がる事が予想されます。
また、光回線は回線工事が必要で、申し込んでから実際にインターネットを利用開始出来るまでに数週間から数ヵ月の期間を必要とします。
更に、回線工事を行う際には回線工事費が必要となりますし、引っ越しの際には撤去工事費と回線工事費の両方を支払う必要が出て来ます。
しかも、光回線は契約した建物内だけでしかインターネットを利用出来ないと言う最大のデメリットがあります。
ですので、実は、光回線はそこまでコストパフォーマンスの良いインターネットサービスではありません。
- 光回線よりもADSLの方が安いが、ADSLの新規申し込み受付を終了する通信事業者も増えて来ている。
- 光回線の一部のプロバイダでは、増えたユーザーに対応し切れずに通信速度が落ちてしまう時間帯が出て来る問題も。
- 光回線には回線工事が必要で、契約した建物内だけでしか利用する事は出来ない。
光回線よりも利便性の高いモバイルインターネットサービス
光回線よりもモバイルインターネットサービスの方がお勧めな理由
ご紹介した光回線のデメリットを避けたい方にお勧めなのが、モバイルインターネットサービスになります。
と言うのも、モバイルインターネットサービスであれば、インターネット環境を自由に持ち歩けるようになるからです。
ですから、モバイルインターネットサービスであれば、光回線と比べて非常に利便性は高いです。
インターネットを利用したいから、一度家に帰らないと…そんな事は考えなくても良くなります。
しかも、モバイルインターネットサービスなら回線工事が不要ですから、モバイルWi-Fiルーターが届いてすぐにインターネットを利用開始出来ます。
勿論、回線工事費は発生しませんし、引っ越しの際にも気楽です。
モバイルインターネットサービスと言うと、無線だから通信速度面が不安だと言う方もいるでしょう。
ですが、モバイルインターネットサービスの通信速度は、実用レベルを大きく超えています。
そして、モバイルインターネットサービスの通信速度は年々高速化されていますので、その快適さは常に向上しています。
実際、光回線の通信速度である1Gbpsに届くのも、時間の問題でしょう。
- モバイルインターネットサービスであれば、インターネット環境を自由に持ち歩く事が出来る。
- モバイルインターネットサービスは回線工事が不要なので、モバイルWi-Fiルーターが届いた時点から利用開始出来る。
- モバイルインターネットサービスの通信速度は年々高速化されており、光回線と並ぶのも時間の問題。
モバイルインターネットサービスの魅力は利便性の高さだけではない
ご紹介して来たように、モバイルインターネットサービスを導入する事によって利便性の高いインターネット環境が手に入ります。
特にポイントとなるのが、インターネット環境を常に携帯出来ると言う部分でしょう。
常にインターネット環境を持ち歩けると言う事は、あなたが常に持ち歩いているそのスマートフォンもモバイルWi-Fiルーターを通してインターネットへ接続出来ると言う事を意味します。
つまり、モバイルインターネットサービスを利用すれば、スマートフォンのパケット通信量は消費しなくなると言う訳です。
そうなると、スマートフォンのパケットプランは一番安いものへと変更する事が出来るようになります。
従って、モバイルインターネットサービスの導入が、家計全体の通信費の節約へと繋がる事になります。
そして、モバイルインターネットサービスの導入によって利便性が手に入るだけではなく、通信費のやり繰りに頭を悩ませるようなリスクを減らす事にも繋がります。
このメリットは、契約した建物内だけでしかインターネットを利用出来ない光回線やADSLにはないメリットです。
- モバイルインターネットサービスによって、インターネット環境を常に携帯出来るようになる。
- モバイルインターネットサービスを導入する事で、家計全体の通信費を節約出来る。
モバイルインターネットサービスの中でも、特にお勧めなサービス
WiMAXサービス?それともPocket WiFiサービス?
ご紹介しているモバイルインターネットサービスには、3種類の通信サービスが存在します。
その3種類の通信サービスとは、ドコモ回線を利用したモバイルWi-Fiルーター、UQコミュニケーションズの提供するWiMAXサービス、Y!mobileの提供するPocket WiFiサービスになります。
ドコモ回線は、スマートフォンで契約中のパケットパックで利用出来る通信量分をシェアする形になります。
ですから、月額料金が高い割に、月間のデータ利用量には上限があります。
一方、WiMAXサービスとPocket WiFiサービスは似たようなサービスで、どちらにも月間のデータ利用量の上限はありません。
つまり、たっぷりと通信を行える点が、非常に実用的なモバイルインターネットサービスと言えます。
ですから、WiMAXサービスとPocket WiFiサービスのどちらに申し込んだとしても、メインのインターネット回線として利用する事が可能です。
一方、最初にご紹介したドコモ回線は、メイン回線として利用するには不十分になります。
そんな中で、強いてモバイルインターネットサービスを1つ選ぶのであれば、WiMAXサービスの方がお勧めです。
なぜWiMAXサービスの方がお勧めなのかと言うと、月間のデータ利用量の上限が免除となる為の手続き方法が楽だからです。
具体的なWiMAXサービスの手続き方法ですが、UQ Flat ツープラス ギガ放題プランと言う料金プランに申し込んでおけば、通常の通信モードであるハイスピードモードの月間のデータ利用量の上限がなくなります。
そして、より通信速度が速くてより通信エリアの広いハイスピードプラスエリアモードを利用時には、月間のデータ利用量が7GBまでとなります。
一方、Pocket WiFiサービスの場合だと、アドバンスオプションに申し込んだ上で、月間のデータ利用量の上限が7GBを超える前にアドバンスモードへと切り替える必要が出て来ます。
Pocket WiFiをアドバンスモードに切り替えると、LTEの通信エリアは利用出来なくなり、AXGP通信のみ利用する関係上、通信速度が遅くなります。
この7GBを超える前に通信モードを切り替えると言う一手間が発生する為、Pocket WiFiサービスは面倒臭いです。
特に、動画を視聴中やネットゲームをプレイ中にこの手続きを行うのは、わずらわしさを感じます。
従って、どちらか片方のサービスを選ぶのであれば、WiMAXサービスの方をお勧めします。
- ドコモのモバイルWi-Fiルーターを利用する場合、スマートフォンで利用出来る分のパケットパックをシェアする形になる。
- WiMAXサービスでUQ Flat ツープラス ギガ放題プランに申し込むと、通常の通信モードであるハイスピードモードに対する月間のデータ利用量による速度制限が免除になる。
- Pocket WiFiサービスでアドバンスオプションに申し込むと、月間データ容量が7GBを超える前にアドバンスモードへと切り替える事で、月間のデータ利用量による速度制限が免除となる。
- 月間データ容量が7GBを超える前にアドバンスモードへと切り替える手間が面倒なので、Pocket WiFiサービスよりもWiMAXサービスの方がお勧め。
WiMAXサービスはどれだけの通信量が利用出来る?
ご紹介して来たように、モバイルインターネットサービスの中でもWiMAXサービスがお勧めです。
ただし、モバイルインターネットサービスを利用する場合、ネットワーク混雑回避のための速度制限についても注意しなければなりません。
このネットワーク混雑回避のための速度制限ですが、WiMAXサービスの場合だと3日間の合計通信量が10GBを超える際に適用されてしまいます。
そこで気になって来るのが、10GB分の通信量でどれだけの事が出来るのかと言う点でしょう。
この10GB分の通信量でYouTube動画を視聴した場合、以下の時間視聴し続ける事が可能です。
YouTube動画の画質 | 視聴時間の目安 |
---|---|
超高画質動画 | 約7時間 |
高画質動画(HD) | 約13時間 |
標準画質動画(SD) | 約47時間 |
低画質動画 | 約83時間 |
あなたがYouTube動画を視聴する場合には、標準画質動画(SD)か高画質動画(HD)のどちらかで視聴するケースがほとんどです。
3日間でこれだけの時間YouTube動画を視聴する事が出来る訳ですから、一般家庭の用途で考えると十分な通信量になります。
しかも、ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用されたとしても、18時から翌2時までの時間限定となります。
そして、それ以外の時間であれば、何の影響も受けません。
また、ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用されている時間帯であっても、概ね1Mbps程度の通信速度は維持されます。
この概ね1Mbps程度の通信速度ですが、YouTube動画の標準画質レベル(SD)なら視聴可能な通信速度になります。
ですので、ネットワーク混雑回避のための速度制限に関しても、そこまで厳し過ぎる速度制限と言う訳ではありません。
この速度制限の条件では困ると言うヘビーユーザーの方は、光回線に申し込むようにしましょう。
- WiMAXサービスのネットワーク混雑回避のための速度制限は、3日間で10GB以上の通信を行った際に適用される。
- ネットワーク混雑回避のための速度制限が適用されるのは18時から翌2時までの時間限定で、適用中でもYouTube動画の標準画質レベル(SD)は視聴可能。
WiMAXサービスに申し込む際の注意点
ご紹介して来たように、現在ADSLの新規申し込み受付は終了の傾向にあります。
ですから、ADSLか光回線かで言うと、必然的に光回線の選択肢になります。
ただ、光回線は契約した建物内だけでしかインターネットを利用出来ない不便なサービスですから、コストパフォーマンスは良くないです。
それに対し、インターネット環境を持ち歩けるモバイルインターネットサービスであれば、利便性とスマホ代の節約に繋がります。
そんなモバイルインターネットサービスの中でも、特に利便性が高いのはWiMAXサービスになります。
このWiMAXサービスには2種類の速度制限がありますが、一般家庭の用途なら気にしなくて大丈夫です。
ただ、WiMAXサービスを利用しようと思った場合には、25社以上あるWiMAX取扱店の中から1社を選ばなければなりません。
そして、各WiMAX取扱店で用意されている料金プランやキャンペーン特典の内容には違いがありますので、実は、それぞれ金銭的メリットも違って来ます。
また、あなたの契約するWiMAX取扱店がトラブル時のサポート対応の窓口となりますので、そう言う点も考えなければなりません。
WiMAX取扱店選びを間違えてしまうと、いざと言う時にサポートセンターの電話がなかなか繋がらないと言うトラブルも起きてしまいます。
そこで、別記事にて、間違いのないWiMAX取扱店の選び方をご紹介したいと思います。
WiMAXサービスの比較サイトには書かれていない重要な内容もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- WiMAXサービスには25社以上の取扱店があり、それぞれ料金プランやキャンペーン特典の内容が異なる。
- 契約先のWiMAX取扱店が、トラブル時のサポート対応の窓口になる。
- WiMAX取扱店によっては、サポートセンターの電話が繋がらないと言ったトラブルも。
ADSLと光回線、どちらに申し込んだ方が良いのかしら?